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NISSAN GLORIA SUPER DELUXE
 日産とプリンスが合併後に初めて発表された3代目グロリア(A30系)は天皇陛下の御料車となった「ニッサン・プリンス・ロイヤル」のテイストを取り入れた『ロイヤル・ルック』と呼ばれるスタイリングが特徴的だった。特に印象的なのは縦4灯のヘッドランプと横から見たテールのラインだ。一度見れば深く印象に残り、全体にどっしりとした落ち着きのあるデザインは、なかなか重量感がある。リアビューは2代目から比べると、かなり直線的に変更され、まるで角張ったアメリカ車をも連想させた。
 ボディ構造は、グロリアとしては初めてユニット・コンストラクションが採用されたたため、重心がかなり低くなっている。
 このA30系グロリアは昭和44年に6気筒エンジンをそれまでのG7型からL20型に積み換えられ、スーパーデラックスは型式名がHA30と変更された。
 この時のマイナーチェンジでスーパーデラックスのラジエター・グリルのデザインも細かい十文字パターンを数多く持つメッシュから細かい縦の線で構成された物に変更された。テールランプはかなり大きめのものとなり、ブレーキをかけた際には片側上下2個、合わせて4個の大きなブレーキランプが点灯するようになった。
 エンジンも105馬力だった最高出力が125馬力にパワーアップされ、最大トルクも17kgーmに向上した。
 A30系グロリアの末期には、スーパーデラックスよりもさらにハイグレードなGLがラインナップされ、グロリアとして初めてパワーステアリングが標準装備された。パワーウインドも標準化、最高速は150キロを記録し、走りとゴージャスさを合わせ持った1台となった。
 インパネは、大径のステアリングと視認性の良いスピードメーターが採用た。
 ちなみにこれ以後のグロリアはセドリックとの双子車路線を歩むこととなる。


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