中古車情報 富士スピードウェイ走行会 イタリアンバイク 名車絶版車 味グルメ 今村陽一 ヴァンフォーレ

 

HOME\初めての方へ\お問い合せ  



JIMNY SJ10
 1968年、当時隆盛だった軽自動車メーカーの1つホープ自動車から発売された世界最小のクロスカントリー4WD『ホープスターON360』。これこそ後のジムニーのルーツだ。ホープスターの製造権を得た当時の鈴木自動車は、その思想を元に新たな市場を開拓すべく、初代ジムニーとして1970年にLJ10をデビューさせた。当時はまさに作業車を思わせる、いかにも質実剛健な造りだったジムニーも市場のニーズを反映させ、LJ20にモデルチェンジした。この頃は世間で排ガス規制が叫ばれ始めた時代でもあった。
 1976年〜1977年にかけて排気ガス対策で弱りきった軽自動車に道路運動法改正の救いの手が差し伸べられた。軽自動車の規格が拡張され排気量は550cc、全長3200ミリ、全幅1400ミリへと変更になったのだ。これに合わせてジムニーも550cc3気筒2ストロークエンジンを採用し26psへパワーアップされた。こうして誕生したのが『ジムニーSJ10-1型』だ。LJ20の1・2型と比べると数値上は少なくなったように見えるが、低回転域でその性能を発揮するようになったため大幅なパワーアップを感じる1台となった。また3気筒化により排気干渉を利用できるようになったためERVは採用されていない。ただし、車体の変更は見送られ、ボディサイズはLJ20の最終型と共通となっていた。
 その後、SJ10-1型ジムニーは、ジムニーエイト(SJ20)との部品共通化と1976年施行の道路運送車輌法に合わせてマイナーチェンジ。こうしてSJ10はSJ10-2型としてこの世に姿を現す。
 SJ10の1型では排気量こそ550ccになり新車輌法に合わせられたが、車体の寸法自体はそのままであった。しかし、2型ではトレッドが100ミリ拡幅され、それに合わせて前部フェンダーは大型化、後部にはオーバーフェンダーが溶接で装着された。リアショックはその後JA11までと共通して使用されることとなるステムタイプに変更された。
 1978年に登場したSJ10-3型では、ボンネットは導風の為にスリットが設けられ、室内も改良が施され、ダッシュパネルにあったワイパーのスイッチは現在と同じようにハンドルコラムに装着され、 アウトサイドミラーは角型樹脂製の見やすいものに変更となった。 ライトの位置が2型以前のものと比べ下がっているため 通称「垂れ目」とも呼ばれた。
 1979年、3型に若干の変更を加えたマイナーチェンジが行われる。幌骨が改良され脱着が少しだけ容易にされたほか、室内インパネの一部に樹脂製パーツを採用した。今までゴム製の手動であったウインドウォッシャーが電動化され使い勝手も数段良くなった良くなった。今までのものはゴム製のスポイト構造のものを押し、その圧力でウォッシャー液を出すもので走行中に使用するのには不便であった。外見の変更はバンパーとスペアタイヤブラケットが黒色に塗られたくらいで、大きな変更は行われていない。
 その後、海外市場を狙ったSJ20を登場させ、確固たる地位を築いたジムニーは、バブル期を迎えた1981年5月に初のフルモデルチェンジが行われ、超ロングセラーとなるSJ30がデビューするのである。


GINETTA ジネッタ

3気筒

539mm

最大出力

26ps/4500rpm

最大トルク

5.3kg-m/3000rpm

公称最高速度

90km/h

取材協力:オートモーティブオサダ



名車index

2000-2006 Carplay.magazine, Inc. All rights reserved.
carplay.net