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TOYOTA CELICA XX MA45

トヨタのスペシャリティ・カーの元祖?
君は初代のXXを知っているか?!
あまりにも人気車となったリトラクタブル・ヘッドライトを採用したセリカXX。しかし、XXの元祖は角目4灯を配したアメリカンチックなものだった。その人気は芳しくなく、わずか2年程で、その姿を消した。
 『セリカダブルエックス』と言えば殆んどの人がリトラクタブルヘッドライト装備のコリン・チャプマンプロデュースのクルマを思い浮かべるだろう。確かに2代目60系XXは、漫画の影響もあってか爆発的な人気を得た。しかし、初代はこの角目4灯、ロングノーズショートデッキのリフトバックスタイルが元祖なのだ。
 思えばクーペスタイルに高級セダンの豪華さを配した、後のトヨタのお家芸「スペシャルティー・カー」は、このクルマあたりから 始まったと言っても過言ではない。
 初代角目4灯ロングノーズショートデッキのリフトバッククーペスタイルに、居住空間とデザインの両立を目指した後ろ姿などは、当然かもしれないが、当時のセリカとほぼ同じルーフラインを持つ。 しかし、このダブルエックスはガーニッシュやテールランプが豪華になり、セリカよりもアメリカンチックに仕上がっている。大型のバンパーラインには2代目ダブルエックスに通じるものも感じられる。
見る角度によって、非常に長く見えるルーフライン、前から見るとさらに長く見えるノーズ。当時はまだ日本に入っていなかったアメリカの小型車あたりにはこの手のラインが見られるが、それまでの日本車には無かった斬新なデザインが初代XXの特徴だ。一見角張ってゴツそうに思えるボディ・スタイルも、実は微妙な曲線ラインが複雑に絡み合っており、ドアの三次曲面ガラスは当時としては 珍しいものだった。そんな角目四灯のヘッドライト、T型のメッキグリル、そして当時としては珍しいカラードバンパーが強烈な個性を発揮していた。  メッキの多用、大型バンパーやデザイン意匠などから、ヨーロッパではなく、まだ北米あたりを意識していたと言う噂もチラホラ。その細部をよく見ると後に登場するトヨタの超大人気スペシャリティー・カー初代ソアラに大きな影響を与えたと思われる。
 しかし、あまりにも個性的だった初代XXは、正直、お世辞にも大人気車とは呼べなかった。実際にわずか2年ほどで生産も中止されてしまった悲しい歴史をも持つ希少な1台なのだ。

オーナー:K.Hさん



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