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 1981年、日本車のGT史においてぜったいに忘れることのできない名車が登場した。それがソアラだ。大阪国際オートショーに『トヨタEX-8』として出品され、ほぼそのままの形でこの世に姿を現したのだ。5M-Gを搭載した2・8Pと1Gを搭載する2Pがラインナップされた。
 その登場は、当時の時代の変化や躍動を感じさせるほど、あまりにも衝撃的だった。それほどまでにソアラというクルマは今までの日本車とは一線を画していたのだ。何しろカッコいい。今見てもスタイリッシュなボディはスマートでスポーティな直線基調のロングノーズ&ショートデッキのエレガントな2ドアクーペ。未来感覚のデジタル表示のスピードメーターに発光ダイオードのタコメーターを組み合わせるなどインテリアも当時の先進技術を積極的に取り込み、豪華でスポーティ感に溢れ当時の若者の所有欲を多いにくすぐった。
 走りも雰囲気もすべてがCMのキャッチコピー『未体験ゾーン』そのものだったソアラは日本の最高級GTのフラッグシップとして大人気を博し、発売されるや否や爆発的な人気を呼び、一代でスーパーグランツーリスモ「SOARER」の地位を築いた。
 4代に渡るソアラの歴史の中でも特に人気を集めたのは初代の10系と2代目の20系。いずれも現在市場に出回っているクルマの多くは、個性的にドレスアップされているものが多く、ここまでオリジナルのデザインを残したものは非常に希少車であると言えるのではないだろうか。


取材協力:コスモ自動車販売



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