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日産がトヨタの『セリカ』に対抗して登場させたのが日産のスペシャリティーカーの礎とも言えるのが「シルビア」だ。
1979年登場の3代目 シルビア(S110)から兄弟車としてガゼールが投入される。もともとサニーのクーペモデルといった位置付けで登場したガゼールはシルビアと基本的なコンポーネンツは同一だが、シルビアよりもラグジュアリー色を強め同じ日産のセドリック、グロリアと同じような境遇で日産の販売戦略車としての任務を担っていた。低いノーズライン、大胆に傾斜したフロント・ウインドウなど個性的なスタイルに角形四灯のヘッドライト、大型バンパー、オペラウィンドなどを採用し、スポーティさとファッション性を兼ね揃えた機能美を追求した斬新なスタイルで大人気となったガゼールは、1982年、当時スカイラインに搭載されかなり話題になった2000ccDOHC4気筒モデルの『FJ20』をノッチバックのみに搭載、RSとして登場した。
さらに、当時大人気だったドラマ「西部警察」の中で石原裕次郎が愛用した車ということで若者の間で大ブレークした。しかし、その後発売されたリトラクタブルヘッドライトを採用したS12型ではその人気に陰りが見え始め、その後爆発的にヒットしたS13のラインナップにはガゼールの名前はなくなっていた。
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