NISSAN CHERRY

 1960年代からモータースポーツによってどんどん発展していったスポーツセダン。その後巻き起こったオイルショックや排ガス規制などで一時の勢いをなくしてしまうが、その苦しい時期を耐え抜いた魅力的なクルマだけが1980年代から1990年代にかけてのGTカーの一番熱かった時代を迎えることができた。
 1982年ターボ時代の本格化を迎えた国産GT界は、当時論争となっていた『ツインカム』か『ターボ』か!?にいきなり決着を着けることとなる。DOHCターボの登場である。ライトウエイトFRセダンがどんどんFF化していったこの時期、最後のFRカリーナとなった『カリーナGT-TR』に搭載された1800ccツインカムターボは160馬力を発揮した。パッと見た感じはおとなしめに見えるカリーナGT-TRは、その外観とは裏腹に豪快な走りで当時の若者の人気を一気にさらっていった。
 今回登場のカリーナGT-TRは、オーナーが「以前乗っていたLBセリカのAWを次も履きたい」との思いから、もうちょっと新しい車↓カリーナという図式で購入を決定。割と世間に出回っていた4Drを避け、あえて3Drに決めたという、いわばAWありきのクルマなのだ。購入後18ヶ月の点検を終え、ご機嫌に乗出したがその後にオルタネーターがぶっ飛び、クラッチのレリーズシリンダがパンク。ボロボロになりながらも見事に復活し、今元気に走っている。


OWNER : H.NAGASAKA


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