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ブルーバードのうちで最も高性能を表す記号。それが『SSS』だ。

これは、スーパースポーツセダンの略で、最初のブルーバードSSSは411の時代に発表された。
 そしてブルーバードの名を世に知らしめることとなる3代目ブルーバード・510型が発表されたのが1967年だ。この3代目にも当然SSSは設定されており、L16SOHCのエンジンが新たに搭載された。そのパワーは当時としては爆発的で、最高速度165km/h、0〜400mの加速タイムは17・7秒だった。(メーカー発表)
 スタイリングは、ハイスピード化時代を迎えていた当時らしく、空力を意識したシャープなラインで構成されていたが、このスタイルは、超音速機をイメージした『スーパーソニックライン』と呼ばれる鋭角的ノッチバック型。三角窓はこの510シリーズから姿を消している。
 510ブルーバードはモータースポーツでも、大活躍し、1968年11月にはメキシコGPのツーリングカー・レースで、第1ヒート、第2ヒートとも総合優勝、2位、3位を得た。また、翌1969年4月3日〜7日まで開催された第17回イースト・アフリカン・サファリでは、クラス優勝とチーム優勝を勝ち取っている。そして遂に1970年1600SSSはサファリ・ラリーで見事総合優勝という栄冠に輝いた。そんなサファリでの圧倒的な強さからSSSはサファリ・サファリ・サファリと称された。その年の9月にはSSSに1800ccが加わりトランスミッションは4速MTの他に3速ATも追加され、スポーティなオートマ車という新しいカテゴリーを開拓した。  
 こうして当時のBC戦争と呼ばれたブルーバードVSコロナの壮烈な販売合戦は510の登場でブルーバードに軍配が上がった。その人気と性能は「モータースポーツの日産」のイメージを全世界に広めた。

OWNER:H.Fukasawa

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