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とにかく耐乏性の典型と見られていた軽自動車をミニマム・トランスポーテーションの狙い手として
世間に見直された「スズキ・フロンテ」。今乗ってもノスタルジックでオモシロイ!!

 昭和42年、モーターサイクルのメーカーとして世界的な存在となっていた鈴木自動車は、そこで得た2ストローク・エンジンのノウハウを生かし先行して発売されていたスズライト・フロンテとは全くコンセプトの違った新型車スズキ・フロンテ360(LC10)を発表した。
 リアエンジン・リアドライブ方式に大転換を遂げたフロンテは、今までの実用的であまり「色気」のないデザインから流行のコルクボトル・ラインを取り入れた近代的なものとなった。
 昭和43年に登場したSSは、持って生まれたスポーティ・ムードと高性能ぶりは、フロンテの名をたちまちのうちに軽自動車で1、2を争う人気車種にしてしまった。富士スピードウェイを走るレース仕様のフロンテやバギーのエンジンに使われていたフロンテのエンジンなどの写真が多く見られ、今までの軽自動車とは趣の違ったパブリシティを展開していたことが分かる。 このように、性能追求のコンセプトは、従来の軽自動車のレベルを一気に引き上げた。

 ---- DATA ----

フロンテ380 LC10

●全長     2995mm
●全幅     1295mm
●全高     1330mm
●ホイルベース 1980mm
●エンジン   LC10
●総排気量   356CC
●最高出力   25pm/5000pm


OWNER:T.NAKAGOMI

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