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パブリカのエンジンとデフを流用されて1960年代後半に市場に登場したキャブオーバータイプのトラック「ミニエース」。
トヨタの販売網のおかげでよく売れたが、実際には一般受けの少ないクルマだった。

 1967年11月、当時のトヨタのパーソナルカー『パブリカ』から派生したキャブオーバートラックがトヨタ『ミニエース』だ。
 見た目は軽トラックそのものだがその心臓部にはパブリカと同じ800ccの2U―Gを搭載デフもパブリカセダンのものを流用し、10インチタイヤを採用したため、トルク重視型に仕上がっている。また、このエンジンはあの希代の名車トヨタS800に積まれたエンジンのベースにもなっているということからもミニエースがただのトラックではないことが分かる(ミニエースシングルキャブ、S800はツインキャブ)。
 当時のカタログには、毒蝮三太夫が「横丁のエース」という文字の入った鉢巻きを巻いてクルマをアピールしていた。
 後にライトバンと7人乗りワゴンが追加されるが他のライバル車が水冷4気筒なのに対し、ミニエースは、空冷2気筒。一般受けはあまり良くなかったが、今となってはマニアにはたまらないところだ。

後にトヨタS800のエンジンのベースともなったパブリカから移植された800ccのエンジン。
馬力よりもトルク重視型だった。

インパネに配置されたメーター類は2つ。
スピードメーターは120km/hまで表示されていた。

 

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